北海道最高峰、標高2291mの旭岳は、最高級の雪質のパウダースノーと自然の地形を楽しめるバックカントリーエリアとして有名です。 スキー場ではなく登山の延長でスキーやスノーボードも楽しめるように最低限の圧雪はされていますが、基本的には自然の山にロープウェイがかかっているだけと認識した方がいいでしょう。 しかし、天気さえ良ければ、滑走技術が中級のスキーヤーやスノーボーダーでも滑走が可能です。 圧雪されたコースを滑れば迷うことなくロープウェイ乗り場まで帰ってくることができますし、コース脇の地形も楽しく、滑りながら見える景色や雰囲気でも大雪山国立公園の素晴らしさを体験できます。 圧雪されたコースを離れてバックカントリーに踏み出す場合は十分な経験があることや、ガイドと同行することが望ましい山岳エリアとなります。 上部は森林限界を超えており、天候が良くないと楽しむことができない範囲も多いですが、手付かずの雪や豊かな自然地形、森の中の雪を楽しめることが大きな魅力です。 幸運にも天候が良ければ活火山の噴煙や豊かな地形、眺望を楽しめます。 初心者や初心者を含むグループにとっては滑走を目的とするのは向いていませんが、天候さえ良ければ美しい夕日や景色を見に行くだけでも、その神々しさに価値を感じられ、"神々の遊ぶ庭" を体験できる貴重な場所です。